刀・木刀に結ばれている下緒。
以前に塾長から指導があったこと2点
①傷んだ下げ緒は交換すること
②都度、2本の長さを揃えること
①身嗜みや道具の隅々まで意識され手入れが行き届いていること(隙を作らない)
②①と関連しますが礼法でも厳しく指導されるとおり、所作においても取り扱いやすさに影響します。
長さが均一となっていないと美しさにおいても残念に思います。
ちなみに下げ緒の役目としては調べたところ以下のことがあるようです。
- 鞘と鍔もしくは柄を結び、ふいに刀が抜けることを防ぐ。刀を抜く意思がないことを他者に示す。
- 柄巻が切れた際、または本来の柄巻では手滑を防ぐためには不十分な際に柄紐の代用として巻く
- 必要に応じ鍔や柄に輪状にして結び付け、刀を取り落とさないようにする。
- 着物の袖が邪魔になった際に裾として用いる
- 捕縛。
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